自己破産をした場合に職業の制限を受けることも

借金の金額が大きく、任意整理や個人再生での手続きをして借金残高を減額しても、3年から5年での返済の見通しが立たない場合は、最初から自己破産を選択した方がいい場合があります。
任意整理や個人再生で返済が滞ると、1、2ヶ月程度の返済遅れなら、連絡の上、相手先の金融機関も事情を考慮して、待ってもらえる可能性もありますが、それ以上となると難しいでしょう。
最初から自己破産を選んで免責許可を得て、借金を帳消しにしてもらう方がいいでしょう。
しかし、保険外交員等の職業の方は仕事を失う可能性もあります。
自己破産を申し立てして免責を受けるまでの間、一定の職業に就けない制限を受けるからです。
専門性の高い士業に多いですが、一般的な職業では保険外交員や建設作業員、警備員等が挙げられます。
20万円以上の高額な資産を持たない場合は、原則として同時廃止となり、免責が確定するまで短期間で済みます。
ただ、保険外交員が自主的に登録を外さずに、免責決定を受ける前までにそのまま続けていた場合、保険業法の違反となります。
最悪の場合は、登録の取消を受け、取消を受けた日から3年間は登録ができない措置を受ける可能性もあります。
保険外交員の方で、破産の免責許可がおりるまで登録を外すのが難しい場合は、仕事で安定的な収入が得られることもありますので、まず他の債務整理の方法を検討するといいでしょう。